3次元地質解析システムGEO-CRE® / GEO-CRE® Pro

新バージョン Ver.3.0 をリリース!

GEO-CRE® / GEO-CRE® Pro とは?

GEO-CRE/GEO-CRE Pro (ジオクリ/ジオクリプロ)は、地形データ、高品質ボーリングデータ(※)、地質踏査データ、物理探査データ、準3次元図面、各種CADデータなどを見える化し、バーチャルな3次元地質・地盤モデリングを可能とします。

構築した3次元地質・地盤モデルを用いて、BIM/CIM/i-Constructionの支援、各種シミュレーションへの利用、2次元CAD図面の作成、CGアニメーション作成なども可能です。

※GEO-CRE Pro版の機能となります。

機能紹介

1. 地質モデリング

  • 3次元空間でリアルタイムなモデリング作業を実現
  • 割れ目/褶曲/レンズ/断層など様々な地質モデルに対応可能
  • 数cm~数十kmの地質モデルを同一空間で扱うことが可能

2. 構造物モデリング

  • 3次元CADの能力を生かしたモデル精度を確保
  • 汎用的CADデータ(2次元・3次元)の利用が可能

3. モデル分析機能

  • コンター図作成
  • 断面図作成
  • モデル精度チェック
  • モデル同士の干渉チェック
  • 面積/土量計算 など

4. 基本地質データ解析

  • ボーリング情報入力/可視化 (Pro版に搭載)
  • ボアホール解析 (Pro版に搭載)
  • ボーリング柱状図作成
  • 地質構造ステレオ解析 など

5. CG・可視化

  • 高品質レンダリング
  • アナグリフ
  • アニメーション作成 など

6. 管理

  • 統合データ管理
  • 階層型レイヤマネージャ

7. データ入出力

  • 柱状図XMLデータ入力/出力
  • TXT(点群)、国土地理院数値標高モデル、各種画像、VRML、各種CG・CADデータ (DXF/DWG) など

導入までの流れ

  • ご注文受付
  • ソフトウェアの準備
  • 納品
  • ライセンス発行

ご注文が確定してから2週間程度となります。

導入をご検討の方は、お気軽にお問い合わせください。折り返し、担当よりご連絡いたします。

価格

GEO-CRE / GEO-CRE Pro には、別途、Rhinoceros (Rhino 7) が必要となります。最新の Rhino 8 をお持ちの場合は、Rhino 7 にダウングレードしてご利用をお願いします。

Rhinoceros をお持ちでない方は、弊社でご用意も可能ですのでオプションをご確認ください。

標準ライセンス

GEO-CRE 211,200円/年
GEO-CRE Pro 380,160円/年

アカデミックライセンス

GEO-CRE 0円
GEO-CRE Pro

オプション

Rhino 8 商用版 209,000円
Rhino 8 アップグレード商用版 121,000円
Rhino 8 教育版 44,000円

※ 表示金額は、すべて税込みです。

動作環境

OS Windows 11 / 10 64ビット版
Rhinoceros
対応バージョン
Rhino 7
CPU 64ビットのIntelまたはAMDプロセッサ
(63より多いCPUコアは非対応)
メモリ (RAM) 8GB以上推奨
GPUメモリ (VRAM) 4GB以上推奨
グラフィック (GPU) OpenGL 4.1に対応したグラフィックボード推奨

(※グラフィックボードにより3次元表示のパフォーマンスが向上します。グラフィックボードを使わない標準グラフィック機能では、パフォーマンスの低下や一部表示機能に不具合が生じる場合があります。)
モニタ 1920×1080 (Full HD) 以上推奨
グラフィックボードがある場合は、作業空間を広くできるデュアルモニターも推奨
HDD/SSD空き容量 インストール:600MB以上
作業用:100GB以上

更新情報

2023.12.6

GEO-CRE Pro Ver.3.0.3、Ver.2.0.12 リリース

  • ボアホール解析の解析結果出力にコア画像を含めるとアプリケーションエラーとなる不具合を修正しました。
  • BIP画像の取り込みにおいてスキャン方向が考慮されていない(スキャン方向Uが上下逆になってしまう)不具合を修正しました。
2023.11.13

GEO-CRE/GEO-CRE Pro Ver.3.0.2 リリース

  • ボーリングデータ管理機能を追加しました。
  • ボーリングモデルの作成機能を向上しました。
  • ボーリングモデルに、孔内水位、最大コア長、コア採取率、RQD、P波、S波のグラフを表示できるようになりました。
  • 電子納品用レイヤセットを作成できるようになりました。

【Proのみ】

  • ボアホール3D機能の円盤の半径を4桁に拡張しました。
  • 見かけ傾斜図の方位入力を小数点2桁まで拡張しました。
  • コアロク印刷機能での走向傾斜小数点以下の表記を改修しました。
  • 柱状図入力機能に、DTD4.00への変換機能を追加しました。
  • ボアホール解析結果出力で出力内容に「ボアホール画像」を含めるとアプリケーションエラーが発生して出力できない不具合を修正しました。
  • ボアホール解析結果出力で出力内容に「堆積層柱状図」を含めるとメモリ不足のエラーが生じ、出力できない不具合を修正しました。
  • OBI/OBI2モードで深度ごとのデータが無い場合に、掘進方位角、掘進傾斜角が入力できない問題を修正しました。
  • 基本情報画面の測定モードの選択に応じて、掘進傾斜角のデフォルト値を設定するようにしました(OBI/OBI2で深度ごとのデータがある場合を除きます)。
    ※デフォルト値:測定モード鉛直 基本画面上で90度(鉛直下向き)、測定モード水平 基本画面上で0度(水平)
  • ボアホール3Dで水平孔データを表示させたときにもバウンディングボックスでクリッピングされるように修正しました。
2023.6.2

GEO-CRE/GEO-CRE Pro Ver.3.0.0 リリース

  • ライセンス管理をフローティングに変更しました。この変更に伴い、ライセンス管理ツール(GeoToolAuth)のインストールが必要です。
  • 新規プロジェクト作成時に、座標系と標高基準を記録できるようになりました。
  • 新規プロジェクト作成時に、地区フォルダと3DMファイルの自動追加ができるようになりました。
  • プロジェクトフォルダ構成を追加しました。
  • プロジェクト設定ファイル(*.gcwr)を追加しました。
  • 「物理探査」と「露頭」タブを追加しました。
  • ライセンス管理機能を追加しました。
  • 3次元地質・地盤モデル継承シートへの入力ができるようになりました。
  • 柱状図入力機能にてXMLファイルのバージョンアップ(DTD2.10と3.00を4.00へ変換)が可能になりました。

【Proのみ】

  • BHAファイル選択時に、プロジェクトのboreholeフォルダがデフォルトになるように改善しました。
  • ボアホール3D機能の円盤の半径を4桁に拡張しました。
  • 見かけ傾斜図の方位入力を小数点2桁まで拡張しました。

新規機能のボタンで現状利用できないものについては、順次対応して参ります。